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病歴管理システム
病歴管理(診療録管理)の背景とその重要性の高まり
米国では、AHIMA(米国の診療情報管理士組織)によって医療機関における情報管理者育成が行われており、診療情報管理士が国家資格者として認められています。AHIMA公認の資格としては、RHIA(健康情報管理者)、RHIT(健康情報技術者)、CCS(コーディング専門家)、CCS-P(コーディング専門家(医師など))、CCAという資格に大別されています。
日本でも、(社)日本病院会により、1972年(昭和47年)以降、診療情報管理士の育成が始められ、日本診療情報管理士協会が組織されました。
今後、診療録開示の法制化や電子カルテの導入と相まって、病歴管理(診療録管理)の重要性が高くなってきています。また、(財)日本医療機能評価機構の評価項目にも、診療記録などの開示が示されています。
コンピュータによる病歴管理
この動向に対して私達は、情報資源である診療記録の有効利用をするために、医療事務システムやオーダリングシステムに蓄積されたデータを活用できる「病歴管理システム」を開発しました。もちろん、ICDコードを採用しています。
〔注釈〕ICD(国際疾病分類)とは、世界保健機関(WHO)で定められた分類コード。1891年、国際統計協会によって作成された死因分類が、いくつかの国で採用されたのがその始まりとされる。日本では、厚生省(現在の厚生労働省)大臣官房統計情報部が翻訳版を刊行しており、第1巻総論、第2巻(2003年度版)内容例示、第3巻索引で構成されている。
特徴1 医事、オーダリングシステムのデータを有効活用
- 医事システムの患者基本情報を利用し、病歴に関する基本情報の入力作業を軽減します。
- オーダリングシステムからの転科・転棟情報の取得ができます。
- 医事システム、オーダリングシステムのどちらからでも、入退院履歴を参照・取得ができます。
特徴2 ICD(国際疾病分類)を採用
病歴管理システムは、手術・処置マスタに「ICD9CM」、疾病分類マスタに「ICD10」を採用しています。
<病名検索画面>

特徴3 情報の表示・検索
- 病名検索には2通りの方法を用意しています。
- ツリービュー検索
- 全ての病名を分類ごとに、エクスプローラのように階層的に表示・検索できます。
- かな検索
- 病名一覧入力に一文字以上入力すると、その文字から始まる病名を一覧表示し選択できます。病名には正式名称のほかに、略称などの「かな」検索用文字列が5つまで登録可能です。
- 病名や死因・術式などによる患者の抽出・絞込みが可能なサマリ表示機能を用意しています。
- 抽出したサマリ一覧のCSV(カンマ区切り)出力を可能とし、Excelなどの表計算ソフトでの利用ができます。
<病歴ビュー画面>

特徴4 統計・集計情報の出力
- 病歴管理情報の統計分析に利用できる、各種帳票を標準装備しております。
- 帳票出力が可能な情報は全てCSV(カンマ区切り)出力が可能です。
特徴5 カルテの貸出・返却管理
カルテの貸出・返却を一括管理、保管場所や利用状況の把握が容易になります。
<カルテ貸出返却画面>

